22 12月

トイレの水が止まらない!

トイレの水が止まらなくなってしまうことがあります。

原因としてはいくつか考えられるものがあります。
原因を突き止めるためにまずはタンクのフタを開けてみてください。
タンク内の水がオーバーフロー管からあふれているか、それともオーバーフロー管の先端より下に水面があるかどうか見てください。
あふれているようでしたらボールタップの浮き玉を持ち上げ、水が止まるかどうかを確認します。
水が止まるようならボールタップの位置調整に不具合があります。止まらないのであればボールタップがゆがんでいると考えられます。

オーバーフロー管の先端より水面が下にきている時にはフロートバルブの鎖が絡まっているか、外れているか、フロートバルブ自体が老朽化している、ハンドルの作動不良などが考えられます。

ボールタップの止水位置がおかしくなっている場合にはまず止水栓を閉じます。
それからレバーを操作してタンクの水を流しきってしまいます。
その後、タンクのフタを外します。
持ち上げると外れるタイプが普通ですが、手洗い付きで蛇腹管とつながっている場合はフタを持ち上げた状態でネジをゆるめて外します。

それから止水位置を調整します。
タンクの標準的な水位はオーバーフロー管に「-WL-」と描かれています。表示がない場合はオーバーフロー管の先端から20~30ミリほど下が標準です。